屋外塗装
自信を持ってご提案する、屋根・外壁・鉄部の塗り替え工事。
建物の屋外は紫外線や直射日光、風雨などの厳しい自然環境にさらされているため、早めの修理や塗り替えが大切です。劣化したまま放っておくと、建物の保護機能が低下するため、住まいと永く付き合うためには「塗り替えの見定め」が重要です。
井上塗装工業では、屋外塗装の現在の状態をしっかりと把握し、お客様のイメージされる色を創出するため、様々なメーカーの塗料の中から最適な配合や組み合わせを行うことによってあらゆるニーズを実現します。
長年培ってきた技術と経験を活かし、ベストな塗り替え工事をご提案・施工させていただくことをお約束します。
屋外塗装の種類
屋外塗装は大きく分けて「屋根塗装」「外壁塗装」「鉄部(外階段・手すり)塗装」に分類されます。
屋外塗装・・・塗り替えのサインとめやす
- 屋根
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屋根の変色(色あせ)、藻やコケの発生
- 外壁
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ひび、チョーキング(手で触ると白い粉が指に付く)、旧皮膜の浮き、はがれ、藻やコケの発生
- 鉄部
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さび、塗料のはがれ、欠落
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アクリル塗料は、屋根用塗料の中で、最もコストパフォーマンスと施工性に優れています。但し、アクリル塗料は耐用年数が短い為、こまめなメンテナンスが必要です。最近ではあまり使用していません。アクリル塗料の期待耐用年数は、4~5年です。
屋根用ウレタン塗料は施工実績の多い信頼ある塗料です。耐水性・可とう性に優れているのが特徴です。価格面でもお手頃な価格で購入できます。屋根用ウレタン系塗料には、弱溶剤・溶剤タイプがあります。現在では、弱溶剤タイプがよく使用されます。屋根用ウレタン塗料の期待耐用年数は、6~8年です。
屋根用シリコン塗料は、アクリル樹脂にシロキサン結合を持たせた特殊な重合体です。シリコン系塗料の特徴としては、耐汚染性、耐候性に優れているのが大きな特徴です。屋根用シリコン塗料の期待耐用年数は、10~12年前後です。
屋根用フッ素塗料は、屋根用塗料の王様と言えます。抜群の耐久性を持っています。水性・弱溶剤タイプがあります。期待耐用年数は、15年以上です。
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吹きつけタイル・スタッコは、吹きつけ塗材のベースコートです。種類としては「アクリルタイル・スタッコ」「エポキシタイル」「シリカタイル」「弾性タイル」等があります。表面に粗い凹凸ができるセメント系の素材です。
シリコン塗料は、アクリル樹脂にシロキサン結合を持たせた特殊は重合体です。シリコン系塗料の特徴としては、耐汚染性・耐候性に優れているのが大きな特徴です。ライフサイクルも長く、費用対効果の良い外壁用塗料といえます。期待耐用年数は、13から15年前後です。
外壁防水塗料は、外壁塗装の複層仕上げである工法名です。中塗りであるベースコートの中にアクリルゴム系塗材を使用しています。特に耐水性・耐クラック性に優れた外壁用塗料です(但し、サイディングボードの塗り替えには適しません)。トップコートにより期待耐用年数が異なります。
シリコン単層弾性塗料は、アクリルゴムにシリコンが含まれた単層弾性塗料です。特に耐水性・耐クラック(ヒビ)・浸湿性に優れたモルタル系外壁用塗料です(但し窯業系サイディングボードの塗り替えには適しません)。防水性等多機能を求める外壁塗り替えにお勧めします。期待耐用年数は10年前後です。
石材調塗料は、高級感のある石目調仕上がりになる塗料です。吹き付けやパターンローラーで仕上げます。シートなどを用いてタイル調に仕上げることも可能です。施工価格はテクスチャートップコートにより異なります。
アクリル塗料は、最もコストパフォーマンスと施工性に優れています。その手頃さから従来住宅の塗り替えで多く使われていました。但し、アクリル塗料は耐用年数が短い為、最近ではあまり見ません。「とりあえず色を変えたい」というケースでは最適の外壁塗料です。期待耐用年数は4~5年です。
アクリル単層弾性塗料は、塗料の中にアクリルゴムが含まれたモルタル系外壁用塗料です。特に耐水性・耐クラック・浸湿性に優れた外壁用塗料です(但し、窯業系サイディングボードの塗り替えには適しません)。現在は、アクリルシリコン系の単層弾性塗料が主に使用されるためアクリル系単層弾性塗料はあまり使用されません。期待耐用年数は、5~6年前後です。
フッ素塗料は、外壁塗料の王様と言えます。抜群の耐久性を持っています。水性・弱溶剤・溶剤タイプがあります。期待耐用年数は15年以上です。
ウレタン塗料は、汎用性に優れ、施工実績の多い信頼ある塗料です。外壁以外にも、鉄部、木部等様々な部分に塗装でき、耐薬品性に優れているのが特徴です。価格面でもお手頃な価格です。期待耐用年数は8~12年です。
土壁調塗料は、エマルションがベースとなったハンドメイド感覚溢れる仕上がりになる塗料です。コテやブラシなどを使い様々なテクスチャー(模様)を表現できます。最近では耐候性に優れるシリコンを配合させた土壁調塗料もあります。
その1.材料は「耐久性」が高い方が“オトク”です!
塗装工事の材料を選ぶ際は、価格だけではなく「耐久性」も考慮する必要があります。塗り替え工事をすると、その都度「足場代」「人件費」「諸経費」がかかります。安いからといって耐久性の低い材料を選ぶと、塗り替え回数が増えるため、結果的にコストが高くなってしまいます。それなら、一度耐久性の高い材料で塗装を行なった方がよいのではないでしょうか?
その2.塗装会社に直接依頼すると、コスト削減に。
また、ハウスメーカーや代理店、建設会社を通して施工するよりも、当社へ直接ご依頼いただくほうが料金がお安くなる場合が多いです。「塗り替え工事って、どこに頼んだらいいのかわからない」そんな時は、お気軽にご相談ください。 >>お問い合わせはこちら
その3.事前に仕上がりをしっかりイメージしておきましょう。
>>住宅塗り替えカラーシュミレーション (エスケー化研) ※Internet Explorer、Safariその他一部ブラウザのみ対応
上記のサイトから、屋根や外壁の装塗料の色や仕上げ方法をシュミレーションすることができます。ご自宅の塗り替えを検討する際の参考にしてみてください。
屋外塗装の施工手順
屋根塗装の施工方法
1.下地調査
塗装を行う前に、屋根の古い塗装の状態を確認して下地調査を行います。破損などによる漏水の可能性がある箇所には、状態に応じて補修を行います。
2.高圧洗浄
屋根についたコケやホコリ等が残ったまま塗装を行うと、塗装皮膜がはがれやすくなります。そのため、塗装前に120~150kgf/㎡の高水圧でコケやホコリ等を洗浄します。この高圧洗浄をしっかりと行うかどうかで、塗料の密着性や仕上がりに差が出ます。
2.養生作業
塗装を行わない箇所を汚さないよう、シートやテープで覆って養生を行います。
3.下塗り(1回)
シーラー・プライマー・サフェーサー・錆止め塗料などを下塗りします。
4.中塗り(1回)
5.上塗り(1回)
外壁塗装の施工方法
1.下地調整
塗装前に、古い塗装の状態を引張試験器でテストし、下地調査を行ないます。
2.高圧洗浄
120~150kgf/㎡の高水圧で、壁面についたコケやホコリ等を洗浄します。洗浄の後は、含水計で測定して適切な含水量になるまで素地を充分に乾燥させます。
3.養生作業
汚れや浸水・漏電を防ぐため、塗装しない箇所をシートやテープで覆って養生を行います。
4.下塗り(1回)
下塗り用塗料を塗ります。
5.中塗り(1回)
下塗りの上に中塗りを行ないます。外壁を塗装する際には、なるべく塗り継ぎ部分を少なくし、色ムラや艶ムラを防ぎます。
6.上塗り(1回)
ウレタン・シリコン・フッ素などの上塗り塗料や仕上げ塗料を塗ります。
7.養生撤去・清掃
施工後のチェックを行い、仕上がりに不具合があれば補修作業を行ないます。塗装が完了したら、養生を撤去し、塗装部や周辺を清掃します。
8.完成
お客様にご確認いただき、工事完了です。
屋外塗装の施工事例
因島大橋ケーブルアンカーフレーム(実物大)
西瀬戸自動車道(通称:しまなみ海道)の大浜サービスエリアに設置されております、因島大橋のケーブルアンカーフレームの実物大の模型の塗替えが終わりました。
立ち寄られることがありましたら、ご覧ください。
因島大橋のケーブル(実物大模型)
西瀬戸自動車道(通称:しまなみ海道)上り線 大浜SAの因島大橋のケーブル実物大模型の塗替え工事が終わりました。
写真はケーブルの断面図になります。
駐車場の因島大橋側にありますので、立ち寄られることがございましたら、ご覧ください。